財産&預貯金の使い込み

財産&預貯金の使い込みに気づいた時には

不当利得返還請求・損害賠償請求で取り戻すことが可能です

不当利得返還請求・損害賠償請求で取り戻すことが可能です相続人の1人が、他の相続人に無断で財産や預貯金を使い込んでいるケースは少なくありません。相続開始前に使い込んでいるケースと、相続開始後に使い込んだケースとで対応が異なります。

相続開始前に使い込んでいる場合

相続開始前から相続人の1人が財産や預貯金を使い込んでいる場合には、被相続人がその相続人に対して「不当利得返還請求」または「不法行為に基づく損害賠償請求」を行使することができ、相続開始と同時に相続人が使い込んだ財産・預貯金を受け継いだとみなすことが可能となります。

相続開始後に使い込んでいた場合

相続開始後に相続人の1人が財産や預貯金を使い込んでいた場合には、「不当利得返還請求」または「不法行為に基づく損害賠償請求」により法定相続分を超えて利得した分を取り戻すことが可能となります。

相手が使い込みを認めない場合には…

民事裁判を提起しなければいけない場合があります

民事裁判を提起しなければいけない場合があります相手が財産や預貯金の使い込みを認めない場合には、地方裁判所に「不当利得返還請求」などの民事裁判を提起する必要がでてきます。なお、遺産分割調停においては、使い込んだ金額を除外して、現存する財産のみを対象に調停が進められます。
民事裁判を提起するとなると、使い込みの証拠を集めたり、相手に事情を確認したり交渉したりするなど様々な手間が必要となりますし、複雑な法律問題が関わることになります。こうしたことをご本人様だけで行うのはかなり困難ですので、専門家である弁護士にご相談されることをおすすめします。

不当利得返還請求の流れ

使い込みの証拠集め

被相続人の財産の状況を把握し、預貯金通帳の履歴を確認するなどして不正出金がないか調べます。確認の結果、不明朗な支出を見つけて使い込みが明らかとなれば、「不当利得返還請求」または「不法行為に基づく損害賠償請求」のいずれかを主張することになります。ただし、損害賠償請求には3年間の短期消滅時効がありますので、不当利得返還請求を行使する方が多いと言えます。

相手への事情の確認・任意交渉

不明朗な支出が見つかり、使い込みが明らかな場合でも、まずは相手に事情を確認するべきだと言えます。また、任意交渉により相手がこちらの請求に応じてくれる場合もあります。
相手が使い込みを認めない、または任意交渉に応じてくれない場合などには地方裁判所への民事訴訟の提起を検討する必要があります。

弁護士に相談

民事訴訟を提起するとなると、ご本人様だけで対応するのは難しくなると思いますので、専門家である弁護士に相談されることをおすすめします。
弁護士が介入することで、相手が任意交渉に応じるようになる可能性もあります。

訴訟提起

弁護士が介入しても相手が任意交渉に応じない場合などには、いよいよ地方裁判所に民事訴訟を提起することになります。
弁護士に相談していれば、最終的に裁判になった時のことも見越したサポートが受けられます。

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